もう虫歯になりたくない!歯科の接着の基礎知識
歯科治療において、「接着」(ボンディング)は欠かせない重要な技術です。特に、審美的な修復や長持ちする修復物を提供するためには、確かな接着技術が求められます。
接着とは、歯質(エナメル質や象牙質)と修復材料(レジンなど)を化学的・物理的に強固に結びつける技術です。接着が適切に行われることで、修復物の脱落や細菌の侵入を防ぎ、治療した歯を健康的に保つことができます。
近年では、接着技術の進歩により、歯を削る量を最小限に抑えた「低侵襲治療」も広がっています。接着性の高い材料を使用すれば、歯の健康な組織を最大限残しつつ、優れた治療効果を得ることができます。
また、接着が不十分だと、二次的な虫歯や修復物の破損につながることがあります。特に治療時の水分や唾液、血液による汚染は接着強度を大きく低下させるため、治療時の確実な防湿管理(ラバーダムなど)が重要です。
当院では、高精度な接着技術を実現するために、マイクロスコープやラバーダムを使用して徹底した管理を行っています。接着の質が治療の成功を決めると言っても過言ではありません。
歯の治療を受ける際には、「接着」の重要性についても、ぜひ理解を深めていただければと思います。
九段北の丸歯科医院 院長 大山豪